利益連動給与

 

 役員給与の支給方法である「利益連動給与」は「業績に応じて金額が変動する給与」ということで、関心を持たれる方も多いのですが、この規定の適用を受けるためには…

 

利益連動給与に該当するための要件 

・同族会社でない法人であること(非同族会社であること)

・業務執行役員に対して支給するものであること

・全ての業務執行役員に対して支給するものであること

・支給限度額が定められていること

・全ての業務執行役員に対する利益連動給与の算定方法が同じであること

・利益連動給与の算定方法を、事業年度開始の日から3月を経過する日までに、委員会設置会社
  は報酬委員会、監査役会設置会社は取締役会、株主総会(委員会設置会社を除く)
  その他これらに準ずる機関の決議がされていること

・決議の内容を有価証券報告書等へ記載し開示されていること

・確定した後1月以内に支払われ、又は、支払われる見込みであること

・支給額を損金経理していること

 

 といった要件の全てを満たさなければなりませんので、非同族会社で有価証券報告書を提出しなければならない公開会社等でなければ、実際の適用は難しいようです。

 

業務執行役員

 代表取締役、取締役会の決議により業務を執行する取締役として選定されたもの、委員会設置会社の執行役等が該当し、直接業務執行しない社外取締役、監査役及び会計参与等は、業務執行役員には該当しません。